第12回目を迎え、ますます盛大に

20071202_01去る12月2日、第12回アンコールワット国際ハーフマラソン 2007が、シェムリアップ州、アンコールワット遺跡内特別周回コース(AIMS公認)にて39カ国1地域から2,100名を超えるランナーを迎え、盛大に開催されました。この大会は、『非人道的な対人地雷の被災者救援』をスローガンとし、ハート・オブ・ゴールドが運営協力をするチャリティーレースで、大会で集められた寄付、エントリー費用は義手義足支援、青少年育成(エイズ予防教育など)に活用されます。

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ハーフマラソンのスタート

当日は、カンボジアの気候を考慮して早朝の開始です。6時20分、ハーフマラソンに先立って車椅子21kmがスタート。国際ハーフマラソンは 6時半にスタート。その後、義足選手54名を含む10km、女性5km、子ども3kmの各レースがつづきます。毎年有森代表も、ハーフマラソンのゼッケンをつけ、大会に参加します。

全力疾走のカンボジア人ランナー

アンコールワット、プラサット・クラヴァン、スラ・スラン、バンテアイ・クディ、タ・プローム、タ・ケオ、勝利の門、アンコールトム、南大門。壮大なアンコール遺跡群をランナーたちは駆け抜けます。カメラを手に、世界遺産を楽しみながら走るランナーもいます。現地警察の協力による交通規制により、観光バスやモトドップに邪魔されず走ることができます。

スタート時の曇り空は徐々に回復し、フィニッシュの時間には、太陽がランナーたちの晴れ晴れとした笑顔を一層明るく照らしました。

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左がブントゥーンさん

9時には表彰式が行われ、全5種目の上位3名が表彰されました。入賞者には、リピーターの顔が多く見られます。

また今年も有森賞として、2008年4月20日に茨城県で行われる「かすみがうらマラソン」に2名のカンボジア人ランナーを招待することになりました。義足ランナー1位のセク・オウンさんと、ハーフマラソン男子2位のモック・ブントゥーンさんです。モックさんは、長年このアンコールワット国際ハーフマラソンに参加してきた方で、この度の受賞に感激されていました(ちなみに1位はイギリス人男性で、この方も何度もこの大会の常連。ハーフマラソンの女子1位と3位には日本人の方が入賞。

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笑顔で表彰式

また、ハート・オブ・ゴールドは、現地NGO CHEMS(カンボジア・ヘルス・エデュケーション・メディア・サービス)の協力を得て、昨年からHIV/AIDS予防キャンペーンブースを設置しています。今年も300名を超える来訪者があり、青少年のHIV/AIDS予防教育資料を配布、説明しました。

マラソン前日の12月1日(土)には、プレイベントとしてアンコールワット・ウォーキングとバイクラリー、前夜祭が行われました。

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日ごろの成果を発揮!

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遺跡内を散策

当日は世界エイズデー。ウォーキングイベントには、レッドリボンと、イベントのスローガン『Youth Power Stops Aids』がプリントされたTシャツを着た100人以上のカンボジアの子どもたち(チェイ小学校ハート・オブ・ゴールドむつみ日本語教室、るしなチャイルドケアーセンター、雀の学校)と、日本からのツアー参加者がクメール語と日本語、ボディーランゲージで話しながら遺跡の中を散策しました。日本語教室の生徒たちがとても流暢な日本語で挨拶し、お礼の気持ちを伝えて、日ごろの成果を聞かせてくれました。

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レクリエーション

レクリエーションでは、みんなが体を動かして交流を深めました。最後にはカード交換ゲームをして、いつもはいっしょに勉強をしないほかの学校の子どもたちや、遠く離れた日本の方々とサインの交換をしました。
それぞれが集めたカードは各自が持ち帰り、再会するまでのよい思い出となることを祈ります。

バイクラリーは昨年、バッタンバンを中心に活動をするNGOヴィレッジフォーカスインターナショナルの協力により始まったものです。今年は100名を越える参加者がアンコールワットに訪れ、遺跡内を颯爽と走り抜けました。ウォーキングイベントの参加者と手を振り合う場面も見られ、互いに大きな声援を送り合いました。

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カンボジア伝統舞踊が見もの

夜には、市内レストランにて多くの国からのランナー、日本からのツアー参加者、カンボジア日本政府関係者が集う前夜祭が開催されました。篠原勝弘在カンボジア日本国大使からの祝辞、主催者側からの挨拶のあと皆で乾杯。協賛企業様への感謝状の授与などが行われた後、カンボジアの伝統舞踊とディナーブッフェを満喫する盛大な宴となりました。

本年度は、過去最高の39カ国1地域、2,430名(ランナー 2,157名、ウォーカー 156名、バイカー 117名)にご参加いただきました。年々参加者は増えつづけ、カンボジア唯一の国際マラソンとして着実に認知度を高めています。参加するだけで国際協力になり、世界遺産の中を世界の仲間と交流することができる大会です。たくさんの参加者・ボランティア、ご支援くださる協賛、協力企業、及び団体のみなさまに支えられています。来年は2008年12月7日(日)の開催です。みなさまもぜひご参加ください!

今大会でいただいたチャリティ募金

  • エントリー費用から                 11,059USD
  • プレッジから                    2,311USD
  • 今回いただいたチャリティ募金の総額         13,370USD

<主催>カンボジア陸上競技連盟・カンボジアオリンピック委員会
<特別協賛>第一三共株式会社
<協賛>株式会社アス・ワン、小学館、CAMBREW LTD
<運営協力>ハート・オブ・ゴールド・NPO 日本医師ジョガーズ連盟